12月10日に柏の葉公園野球場にて開催されました、第1回全力キッズベースボールカップに参加しました。柔らかいボールで投手は攻撃側のチームのコーチ、守備の捕手と1塁は大人が守り三振が無い友遊ボールのような、ちびっ子達が楽しく野球に触れ合うことの出来るルールで行われました。

参加した各チームの子供達のバットを思い切り振ってグランドを駆け回っている姿と汗と笑顔がとても素敵な楽しい一日となりました。結果準優勝と優秀選手賞をいただきチームのみんなも大喜び。

参加されたチームの選手と保護者・スタッフの皆様と柏市野球連盟審判部の皆様、主催者の皆様とサポートしていただいた大学生の皆様に感謝申し上げます。

ありがとうございました!!

 

 

 

以下 紹介記事です。

 

三振とバントなし…総当たりリーグ戦の野球大会 大切にしたい“小さな”成功体験

 

「全力キッズベースボールカップ」で子どもたちが躍動

 合言葉は「野球が上手い子もそうでない子も誰もが野球を純粋に楽しめる“公園やきゅう”を」。12月上旬、千葉・柏の葉公園野球場で幼稚園児を含む小学校低学年を主な対象としたキッズベースボール『全力キッズベースボールカップ in 柏 supported by ローリングス』が開催された。6チームが参加したリーグ戦で三振やバントはなしとルールを簡素化した背景には、野球人口の底辺拡大が狙いにあった。参加したのは千葉・柏市の少年野球4チーム(松葉ニューセラミックス、新柏ツインズ、大船ボーイングJr.、四小地区少年野球クラブ)と埼玉の2チーム(さいたまインディペンデンツジュニア、ポジティブベースボールクラブ)の合計6チーム。総勢70人、保護者を含めると120人超がグラウンドで野球を楽しんだ。

 1チーム5試合の総当たりのリーグ戦で、上位チームには野球用品の賞品も多数授与されるなど白熱の試合が繰り広げられた。始めたばかりの子でも参加しやすいように、という主催側の意向でルールはできるだけ簡素に。自チームのコーチがトスで投げた球を打つ。三振とバントはなし。守備側は散らばって、打ったボールを捕って、自チームの大人が守る一塁に送球するなど、基本はティーボールで使用するバットとボールで行い、1試合3イニングを行う形をとった。

 大会を主催したさいたまインディペンデンツジュニアGMの島本隆史氏は、この大会の狙いを次のように語る。

「野球をする子どもを増やしたいという思いです。子どもに競技を続けてほしいと願うのであれば、幼少期の子どもたちに対して、いかに楽しくスポーツをさせるかがまず第一だと思います。やってみて楽しいと思えば、またやりたくなる。続けて行くうちに上手くなる。そうするともっとやりたくなる。このサイクルを周りの大人がどう環境づくりをするかが大事になってくると思います」

定期的に首都圏をはじめ、各地で開催予定

 また、ボランティアスタッフとして関東地区大学準硬式野球連盟の学生も4人が参加し、子どもたちをサポート。島本さんは「この大会はこのような思いのある大人たちが子どものために機会を提供し、試合を通していろんな学びを得る貴重な機会。今後も定期的に首都圏をはじめ各地で続けて、交流の輪を広げていきたい」と野球界の将来を見据えた。

試合はどれも5点差以内の好ゲームとなった。ホームベースから40メートルに設定されたホームランエリアを軽々と超える打球をどのチームも打つなど、打撃戦やフルスイングする子も多く見られた。守備では横っ飛びでボールに食らいつくなど、伸び伸びとしたプレーがたくさん見られ、観ている保護者の歓声も大いに上がっていた。

 気軽に野球を始められる環境が少なくなった昨今、いろいろな制限が増えていく中で子どもたちが純粋に野球やスポーツに触れられる機会が少なくなった。子どもと向き合う大人たちも勝つことや上手くなることだけに目を向けて、子どもたちの笑顔や小さな成功体験、成長する姿を見られなくなっているのではないかという疑問もある。シンプルに「野球=楽しい」と思える環境づくりが必要となってくる。